のんびりママの日記です


by sakurako6500
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羆撃ち

雪が積もり、窓から見える屋根も白くなっていました。
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この本を読みました。

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泣きました。グワーと泣きました。
いい本と薦められて買っていたのですが、読む本が沢山あったので、
積読にしていました。
夫が、先に読み久しぶりに読み応えがあったと、興奮してました。

私もやっと読んだのですが、良かった。
心に響き、涙が止まりませんでした。

作者は、(大草原のみゆきちゃん)というテレビ放送で有名なお父さんです。
その番組は、私は見ていませんでした。

作者は、サラリーマンのお父さんに連れられ、小学生から休日に猟に
行くうちに、面白くなり、大学をでたのち猟師となり、
中標津に住み着き、最初は、鳥、後に羆を主にするようになります。

そこで、猟犬が、必要となり生まれて3ヵ月のふちと出会います。
ふちと言う名前にしたのは、シバレテ、口が、開かなくても
呼ぶことが、出来るからと言う、どんなに厳しい環境にいることかということが、、
判ります。

ふちは、最初獲物を追って作者を見失います。
でも、もし帰ってこれないようなら、猟犬として見込みがないとしてあきらめると言う
厳しい態度で接しますが、帰ってくるのです。
合格。

それから、作者とふちの羆追いが始ります。
何日もかけ、穴を探し、冬眠から覚めた羆を見つけます。
その出てきた羆を、ふちは、追っかけ作者が来るまで、惹きつけ辛抱ず良く
待ちます。

自分の数倍ある巨大な物と対峙するのは、どれ程の恐怖でしたでしょう。
作者は、ふちの信頼を裏切らないように、必ず行きます。
ふちは、作者が喜ぶ姿をみるのを、楽しみにしています。

作者とふちは、猟のいい相棒です。

その後、作者は、アメリカへハンターの勉強に1年間、ふちを置いてゆきます。
作者以外の人からの食物を食べないよう訓練受けていたふちは、しばらくものを食べなかった
のですが、作者の衣類の傍でやっとたべます。
だから、逢えた時は、狂った様な喜びぶりでした。

アメリカの学校の様子も面白いです。

ふちと北海道の山に帰り、猟を続けながら、牧場も始めました。
その頃、ふちの夫と子供も欲しいと考えます。
そうしたら、もっと楽に猟が出来るかも知れないと、ふとよぎったといいます。

5ヶ月のふちの夫を、ためらいながらも、貰い育てますが、牧場がいそがしく
なかなか面倒を見られないうちに、ふちは、夫に噛み付かれます。
ふちは、ひどい怪我にはならないまでも、傷を負いました。

ふちは、癌を患います。その病のふちを看病しながら、作者は、後悔します。
自分は、楽をしようとして、ためらいながら、ふちの夫を、選んだ。
自分は、貪りをしたと。
命の終わりかけたふちを連れて、山に入ります。
ふちは、最後の力を振り絞り、喜びます。
そしてふちは、自分の、一部だったと悟ります。

文章も上手く、殺した動物の処理の仕方も、その物の尊厳を大事にし、少しの
無駄をしない様、ほかの小動物にも分け与える様子が、良く書かれています。

決して、センチメンタルに書かれていないのに、涙します。

  貪り   私も心して行きます。

       桜子は、みかんを食べ、イヤーホーンも好奇心いっぱい
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by sakurako6500 | 2009-11-11 17:49 |